ヒンズー教の奇祭「タイプーサム」をシンガポールで観てきました

ピーです。

今日は、インド系の人たちのお祭り「タイプーサム(Thaipusam)」を観に行って来ましたので、その状況をお伝えします。

MRT(日本で言うところの地下鉄)のドビーゴート(Dhoby Ghaut)駅で降りて、すぐ近くの通りに出ると、たくさんのインド系の人たちがあるいています。普段は、こんなにたくさんのインド系が歩いていないので、すこし違和感を感じます。辺りを見渡すと、白いテントが設営され、ジュースや軽食が配られています。それに、芝生に寝転ぶインド系の人たちの姿。お祭りっていう感じの雰囲気が漂っていますね。

そして、通りを見てみるといつもは自動車が走っている道路が1レーン封鎖されています。「ここを歩くのかな?」と思って、しばらく待っていると、遠くのほうから金属が擦れる音を立てながら歩いてくる一団があります。

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近づいてきます。一人の男性が上半身に長い針をたくさん刺して、その針で装飾を支えています。その人を複数の人たちが囲み、掛け声をかけて、時には歌い、串刺しの男を鼓舞しながら歩いているのですが、・・・。
「めっちゃ、痛そう!」

見ていると、年齢が高くなるにつれて、より多くの針を刺しているような感じです。若い人は、果物らしき物を糸で吊るして、先端の針を皮膚に刺して、引っ掛けています。それから、腹にコルセットらしきものを装着して、そこに針を固定して、装飾を持ち上げていました。高齢の人は、針を体に刺して、あの重たそうな装飾を持ち上げているのだから、相当な負荷なのだと思います。あれだけ、針を刺して、うん。周りはお祭りムードで、歩く当人は串刺し状態と言う理解しがたい光景でした。

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これも、ひとつの文化という事で、貴重なお祭りを見ることができました。このお祭りは、毎年行われているので、興味のある方はぜひ、現地でご覧ください。ただ、結構痛々しいので、ご注意を。

 

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この記事を書いたのは・・・

ピー(大学生・男性)
ピー(大学生・男性)
「ピーの海外インターン日記@シンガポール」
某国立大に在籍、初海外がシンガポールのワーホリ制度を利用した弊社でのインターンシップです。写真が趣味とのことで、ブログでもシンガポールの様々な風景を紹介してもらいたいです。