シンガポールの中国語

ニイハオ!

突然、中国語で始めてみました。元々私がシンガポールを選んだのは、シンガポールでは英語と中国語が使われているからです。中国語は、大学の時に中国に1年語学留学して勉強したので、ブラッシュアップしつつ、英語を勉強したいと思ってシンガポールにきました。今回は、シンガポールの中国語事情をお話します。

よく、中国語もできるんだったらシンガポール人の言っている事全部わかるんじゃない?(もちろん、この場合のシンガポール人は、中華系の人限定ですが・・)と言われますが、実は、よくわからない事も結構あります。

まあ、わたしの中国語の能力が低いのもあると思いますが、中華系シンガポール人は、元々福建省や広東省からきた華僑が多いので、福建語や広東語を話す人が多いので、中国語と言っても、標準語を話している人ばかりではないんです!
それなので、福建語とか話されてしまうと、全然わかりません!

もちろん、シンガポール政府は標準的な中国語を話しましょう運動をしているので、標準的な中国語を話せる人が大半です。でも、中国の中国語とはちょっと違います。

シンガポール人の中国語は、中国の南方の方の話し方に似ています。(まあ福建省や広東省出身の人をルーツとしているので当たり前かもしれませんが..)中国語の勉強をしている人は、わかると思いますが、ZHI、CHI、SHIの発音の場合、Hを発音していません。あまり、声調も強く発音しないので、標準的な中国語を話すと、中国からの留学生だと思われてしまいます!

ちなみに、中国語は通常中国では、「漢語」ですが、シンガポール人には漢語と言っても、あまり通じません。こちらでは、「華語」と言います!中華系は華人なので、華人の話す、言葉って事ですね!

ちなみに、台湾では、中国語は「国語」といいます。幅広い地域で、使われている中国語だからこそ、色々な呼び方があるというもの興味深いですね!

ちなみに、シンガポールで中国語を習う場合、ピンインでの授業になる事があります。ピンインとは、日本語でいうひらがなのようなもので、アルファベットで読み方を表記したものです。

日本で中国語を勉強する場合、きちんと漢字で、教えてくれますが、こちらで中国語を勉強する方は、日本人以外はほぼ漢字をしらない国の人なので、面倒な漢字の勉強は省いているようです。シンガポール人の人もあんまり漢字は得意ではないようで、話すのは、中国語が得意で、書くのは英語が得意という方も結構多いです!

フルタイムで、中国語を勉強する方は、漢字を使う場合が多いようですが、パートタイムで勉強する方は、漢字で教えてくれるところを探したほうがいいと思います!

もちろん、中国語が話せなくても問題はありませんが、せっかくシンガポールにいるので、ちょっと話せると楽しいですよね。
ちなみに、私はホーカーとマッサージ屋さんでは、中国語を使っています!

この記事を書いたのは・・・

ユカ(社会人・女性)
ユカ(社会人・女性)
「ユカのワーホリ日記 in シンガポール」
中国留学経験もあり中国語も出来る彼女のワーホリ生活。見事シンガポールでの就職が決定、7月からは大手日系メディアに勤務。