2. 動画制作|シンガポール・映像制作インターンシップ 

こんにちは。
シンガポールで1ヶ月半インターンシップをしていたRuriです。
今回はインターン期間の動画制作について話したいと思います。

1ヶ月半で、短い動画も含め20個の動画を作りました。
その中でも一番満足度が高く、時間をかけた動画はシンガポール留学支援センターのPRビデオです。
撮影と編集で8日間かかりました。

「こういうイメージの動画が欲しい」と言われると、私は早速映像を撮りに行きます。
現場に着いてそこで受ける印象で、頭の中で映像の流れを創り出していきます。
シンガポールは観光地のイメージが強くついているため、

「どう生活感を映像で表すか」
「自分が留学する側だったら何を見たいか」

とイメージを作るのはそう簡単ではありませんでした。
10年住んでいた視線と新鮮な思考を上手く調合し、このPR動画制作に挑みました。
それに撮影は33度と湿気と熱気の戦いでした (笑)

携帯で写真を撮っている人はいますが、ビデオカメラを持って映像を撮影している人はなかなかいなかったため、撮影しているとかなり目立っていました。
撮影中の映像で通り過ぎていく人々がカメラ目線になり、
シーンが台無しになる、という事が何回もありました。
少しでも気に入らないと感じると、何度も撮り直した覚えがあります。
公共の場の撮影は大丈夫なものの、1人での撮影だったため、
通り過ぎる人に「何撮ってるんだ!」なんて怒鳴られるんじゃないかと最初は挙動不審でした。

そしてもう一つ個人的に好きなのは、食の動画です。
テーマ別動画の一つで、食の動画制作を頼まれました。
1週間の短い撮影期間だったため、時間に関係なく、時には朝早くから脂っこいものを食べるデブ活状態だったり…(笑)
自分の胃袋の小ささに気付かされ、撮影は難航状態の時もありました。
もちろん、全て残さず食べましたよ!
ローカルのグルメガイドで見つけたお店に行くも、定休日が本に載っていたのと違っていたり…
求めているビジュアルと実際に出て来た食べ物が180度違っていたり、美食家のシンガポールのホーカーにさえ不味いものがあったり…シンガポールならではの災難に見舞われました。
身体、精神と共に疲れ果てましたが、満足のいく動画が作れたと思います。

この動画制作インターンを通して、映像制作の魅力だけではなく、
自分はやっぱりこれが好きなんだ、ということが再確認出来ました。
どれだけ編集が魅力的か、馴染みのある場所でも映像として作るとなると
新鮮な目で見なければいけない事。
映像制作というのは答えがないから難しい。

制作過程の際、自分のスタイルが徐々に明確になりました。
音楽に合わせるため一つ一つのカットが自然と短くなってしまう、
スタイルに重視し過ぎて使うフォントが細くて、携帯で見るには見にくいなど
動画制作をしていく中で自分の悪い癖も見つけました。
提出する前に、友人や身内に見せる事によって、色々な人達の意見を聞く事ができ、映像制作における自分の長所と短所を見つめ直す事が出来ました。

最初は意見を貰っても、自分のやり方の方がいいのではないかと
頑なになっていましたが、日が経つにつれて、
「この動画は自分のためではなく、クライアントのために作っている」
すなわち周りの意見が一番助かり、重要な事に気付かされ、日に日に柔軟になっていきました。

今までは自分の作品に自信がなく、オンライン上にある自分のポートフォリオも公開していません。
そんな私がこの動画制作を通して、自分のFacebook上に自分が作った動画をシェアをする事が出来ました。
びっくりするくらい周りからの反響があり、再生回数が1000回を超えたときはとても嬉しかったです。

このような経験をできたのは、インターンという機会があったからです。
そして映像制作において、自由に全てを任せてくれた
ハートリンクの皆さま、ありがとうございました。

次は日本でのインターン、そして大学生活を頑張ります。
どうもありがとうございました。

まだ動画をご覧になってない方は下記のリンクからご覧頂けると嬉しいです。

PR動画


この記事を書いたのは・・・

ルリ(大学生・女性)
ルリ(大学生・女性)
「ルリの短期インターン日記 in シンガポール」
イギリスの大学で映像を専攻するルリさん、大学の夏休みを利用した短期インターンシップ。シンガポール留学のPR動画を作成しました。