シンガポール生活~線路跡散策編~
こんにちは。Moeです。
今回は、自然豊かな線路跡である、レイル・コリドー(Rail Corridor)について書いていきます。

レイル・コリドーとは?
レイル・コリドーは、シンガポール南部の旧タンジョン・パガー駅から北部のウッドランズまで約24km続いている線路跡です。この道は、もともとマレーシア鉄道が運行していた鉄道路線の跡地で、1900年代初頭から約100年にわたり、シンガポールとマレー半島を結ぶ列車が走っていました。2011年に最終列車が運行し、その後、自然や歴史を生かしたレイル・コリドーとして整備されています。Down Town Line(DTL)のビューティー・ワールド駅(Beauty World Station)やキング・アルバート・パーク(King Albert Park Station)からアクセスできます。
SMRT以外にもかつてはあった
シンガポールは公共交通が発達した都市国家です。でも、その交通の歴史はMRTから始まったわけではなく、20世紀前半、この鉄道はマレー半島のゴムやすずなどを港へ運ぶ重要な物流ルートだったとのことです。また、クアラルンプールへ向かう国際列車も発着し、シンガポールは東南アジアの鉄道ネットワークの終着駅でもありました。最初、地下鉄しかない国だと思っていて、この歴史はかなり意外でした。

市民の憩いの場
自然と街が近いのが特徴です。少し歩けば高層マンションが見え、そのすぐ横には木々に囲まれた静かな道が続いています。かつて列車が走っていたとは思えないほど穏やかな空間です。途中には鉄道時代を思わせる橋や築堤なども残されており、歴史好きにはたまらないポイントです。ジョギングやサイクリングを楽しむ地元の人も多く、観光地というより市民の憩いの場という雰囲気でした。ほかにも、コミュニティ・ノードと名付けられたエリアには、カフェやイベント用のスペースが設けられています。

歴史を知ると旅はもっと面白い
旅先では有名な観光地ばかりに目が向きがちです。一方で、その土地の歴史を知ると、何気ない風景にも物語が見えてきます。これからシンガポールを訪れる方は、時間に余裕があればぜひレイル・コリドーを歩いてみてください。
この記事を書いたのは・・・

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|社会人・男性|2026年4月~
関東の大学卒業後、福祉関係の仕事に3年間従事。旅行好きが高じて26歳直前にシンガポールへ。
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