タイプーサム in シンガポール

1月27日(日)、シンガポールで開催される、ヒンドゥー教のお祭り「タイプーサム」を見に行ってきました。

「タイプーサム」とは、ムルガ神に捧げ物をする祭典で、長い鉄針を体中にさして、小さなお神輿を担ぎ、リトルインディアにあるスリ・スリニバサ・ペルマル寺院からスリ・タンダユタプニ寺院までを歩くお祭りです。早朝から夜中まで、たくさんの人がこの苦行を行います。

例えば、家族などに病気にかかっている人がいたり、怪我をしている人たちがいると、その人の痛みが消えるように…と、この苦行を行うのだとか…

針を刺す時は、相当な痛みが伴う為、耳元で周りの人に騒いでもらい、体の痛みよりも耳の痛みが勝り、そちらに神経を集中させ、針を刺すそうです。。
とても見ていられない程、痛そうでした。

顔や体についている白い粉は、「聖なる灰」こと牛の糞の灰だそうです。

ヒンズー教徒が多いインドのお祭りのタイプーサムですが、
危険という事で今はインドでは禁止されているそうです。

スタートはこちらのスリ・スリニバサ・ペルマル寺院。
ここから体中に針をさして神輿を引っ張る人が出てきます。

 

お神輿は担ぐというより、体中に針をさし、針で引っ張る…といった感じでしょうか?
皮膚が…

 

周りには家族や友人の介添人が一緒に歩きます。

頬にも長い針を刺しています。

 

こちらは全身、針だらけで何が何だか分かりません…

 

会場にはたくさんのインド系の人が集まり、掛け声や呪文のような声、
また楽器の音やお香のような香り…
いつもとは違う雰囲気に圧倒されました。

タイプーサムはタミール歴のタイ月の満月の日に行われるお祭りです。

明け方、空を見てみると、とっても大きな満月の灯りがとても綺麗でした。

この記事を書いたのは・・・

エイミー(社会人・女性)
エイミー(社会人・女性)
「エイミーのワーホリ日記 in シンガポール」
ワーホリビザの基準引上げを知り、滑り込みセーフでワーホリビザを獲得。英語上達を目標に滞在中。