(番外編)シンガポールからベトナムへ一人旅②

どうも、シンガポールでワーホリ中のこいけです。

べトナム1人旅 前半はこちら

今回はベトナム編をもう少し。3日目にメコン川ツアーに行きました。ホーチミンに行ったらみんな行くであろう人気のメコン川ツアーですが、日本語ガイドのツアーは日本でも予約して行くことができます。しかし、実は現地にたくさんあるツアーデスクで申し込むと、ガイドは英語ですが値段は日本語ツアーの半分以下(今回は900円くらい)で行けちゃいます!!!しかも内容は日本語ツアーよりも充実しているんだとか。現に丸1日かけて900円とは思えないほど濃い中身のツアーを堪能させてもらいました。(そう考えると初日にタクシーで4000円ぼったくられたのが凄まじい痛手だと気づく)

前日に予約して朝8時にツアーデスクで集合すると、案の定日本人は僕1人。半分はどっかヨーロッパの人とタイ人2人、そしてもう半分は全員中国人でした!どこの国にいっても中国人観光客の数はすさまじいですね。ベトナム人ガイドのおっさんは英語と中国語の2つを器用に使ってガイドしてくれました。僕なぜかそいつに終始「ニホンジン」と呼ばれていました。

バスで2時間ほどで、メコン川のあるミトーの街に到着。小さな船に乗って周辺の島々を回っていきます。


忘れちゃったけどなんかの島に上陸。ここでははちみつを猛烈に売りつけてきました。あと首にヘビを巻かされました。


次の島ではフルーツがふるまわれ、そこにお姉さんが代わる代わる出てきてベトナムの伝統的な歌のようなものを聴かせてくれます。かなりシュールな時間でしたが、まあリラックスタイムといったところでしょうか。

次はココナッツの島でココナッツキャラメル作りを見学。例によって試食の後いっぱい売りつけてきました。なんでもかんでもグイグイ売りつけてくるところがベトナムらしくて楽しいですね。まあ買いませんでしたけど。

 

そしてメインイベントのメコン川クルーズです。おばちゃんが小さな船をこいでくれます。気分はさながらジャングルクルーズ。というか実際にジャングルクルーズをしています。

お腹がすいたところで昼ご飯。まあ正直たいしたものはでてきません。一緒のテーブルにいた中国人の兄ちゃん3人と、「おれはこれあんま好きじゃないかな」「うーんおれも」と謎に心が通じ合ってしまいました。

昼食後は自由時間で、ワニに餌をやったりハンモックでのんびりしたりと意外に多くのアトラクションがありました。僕は1人で島を散歩していました。

あとはミトーにあるお寺を見て帰るだけだったのですが、帰りの船で一緒に座っていた中国人の客に急に話しかけられました。日本人だというと、そいつはなんとものすごい流ちょうな日本語を話し始めました。聞いてみれば彼は日本の大学を卒業後、現在京都で働いているようで、ベトナムへも日本から来ていました。僕はシンガポールから来たんだよねというと、とても面白がっていました。日本から来た中国人の彼とシンガポールから来た日本人の僕、考えてみればなんともおかしな境遇です。すっかり意気投合し、帰りは話題が尽きませんでした。連絡先を交換し、「東京に行くときはまた飯でも」となんとも日本的なあいさつをされて別れました。

日本人1人だし、1人で来ているのも僕だけだったし、ちょっと寂しい気もしていましたが、結果的に充実した内容、そして素敵な出会いに恵まれ、現地のツアーでしか味わえない楽しさに大満足でした。

最後におまけで、ベトナムのおしゃれなカフェをいくつか紹介します。ベトナムはフランスの統治下にあったこともあり、カフェの文化がやたらと発達しています。特にホーチミンではおしゃれカフェがあちこちにあり、値段も安いです。日頃シンガポールで高くて入れない分、今回はたくさん行きました。

こちらは家の中のような落ち着いた雰囲気のカフェ。ベトナムコーヒーを飲みました。大量の練乳を入れるのがベトナム流。写真を撮っていたら「練乳を入れるんですよ」と店員さんが優しく教えてくれました。ベトナムの人は優しいですね。でも写真撮ってるからちょい待ってくださいね。

こちらはいかにも社会主義のベトナムらしい、政府のプロパガンダ広告をモチーフにしたカフェ。独特な雰囲気でとても面白かったです。

旅の最後の夜にジャズバーに行きました。バーの割にとっても安く、目の前でライブも見れて最高でした。特にオーナーのソウルフルなサックスは素晴らしく、心を奪われました。ベトナム最後の夜に、贅沢な時間を過ごすことができ、これまた大満足でした。

長々と書いてしまいましたが、総じてとっても楽しかったベトナム一人旅。仕事の息抜きに週末にサクッとアジア旅行なんてことができちゃうのもシンガポールの魅力ですね。残りの期間でまたいろんなところを旅してみたいと思います。

ではまた!

 

 

 

この記事を書いたのは・・・

コイケ(大学生・男性)
コイケ(大学生・男性)
「こいけTのワーホリ日記」
シンガポール関連の卒論を予定している大学生。現地調査を兼ねた半年間の語学留学&ワーホリに挑戦。