シンガポールの日系企業調査 vol.4 サイゼリヤ
こんにちは、シンガポールでインターン中のManaです!
今回の日本企業調査では、シンガポールのサイゼリヤについてご紹介します。
高校生の時によく行っていましたが、あのミラノ風ドリアの味が恋しくなる時ありますよね。。
シンガポールでも変わらず値段は安いのか、メニューに違いはあるのかなど、レポートしていきたいと思います!
【概要】
シンガポール店舗数:25店舗
進出年:2008年
客層:家族連れが多い印象
主要店舗:Liang Court CS、Orchard Gateway、Chinatown Point など
価格:日本よりは高いがリーズナブル
【ミラノ風ドリアの値段比較】
日本 | 299円 |
シンガポール | $4.9(約400円) |
さすがに日本よりは高い値段設定なのですが、イタリアンレストランでこの値段は十分安いと思います!
さっそく店舗の様子をお伝えしていきたいと思います。
【実店舗レビュー】
今回はシンガポール一号店であるLiang Court CS店に行ってきました。
外観はこのような感じです。
見た目やお店の雰囲気は日本のサイゼリヤと全然変わらないです!
店員さんに席まで案内してもらい、メニューをもらいます。
以下の写真だと見づらいので、詳しくはこちらから、ホームページのメニューをご覧ください。
↓ドリア・グラタンのメニュー
↓パスタのメニュー
サイゼリヤの看板商品ミラノ風ドリアはもちろんありますが、日本では見ないメニューも結構あります。
「チリクラブパスタ」など、シンガポール料理とからめた料理もありますね。
ぱっと見た感じですが、日本のサイゼリヤと比べるとシーフードを使った料理が多いような気がします。
ちなみに、私の大好きなパスタ「タラコソースシシリー風」はありませんでした。。
なので、定番のミラノ風ドリアを、卵付きでオーダーしました!
一緒に行った友達は、上のメニューの右上の、ほうれん草とチキンのグラタンをオーダーしていました。
気になるお味は、、
何の驚きもないかもしれませんが、日本と全く同じです!(笑)
よく食べていたので、懐かしい気持ちになりました。
【日本と同じところ】
お店に入ってから注文するまでに、ある「日本と同じところ」に気が付きました。
それがこちら、
店員さんを呼ぶためのピンポンがあります!
こちらのレストランでは全く見ないので、少し不思議な感じ。。
ローカルの人には馴染みのないものだと思うので、席に着くときに店員さんが、
「注文が決まったら、ボタンを押して店員を呼んでください」
と説明してくれました。
ホームページにも、「もう一生懸命手を振ったり、指をならしたり、大声で店員さんを呼ぶ必要はないよ!」
というような紹介がありました。
あと、本当にマイナーな事というか、小さなことなのですが、
お子様セットのメニュー(?)に載っている「間違い探し」、こちらのサイゼリヤにはありませんでした!(笑)
高校生の時に友達同士で食べに行った時など、最後の一個の間違いがすごく難しく、いつも頑張って探していた思い出があるので、少し残念でした(笑)
【気づいたこと】
注文の際に気づいた小さなことなのですが、ああ違うなあ、と感じたことがあるので共有します。
それが「接客」です。
完全に文化の違いですし、現地の人には受け入れられていると思いますが、
日本のサイゼリヤに慣れている私からすると、店員さんの動きがすごくゆっくりでした。(笑)
注文ボタンを押してから店員さんが来るまで、5分くらい待ち、
日本だったらもう来てるなあ、と待ちながら思いました。(笑)
店内の雰囲気が日本とそっくりなだけに、日本人の私からすると「接客はやっぱりシンガポールだな」という印象でした。
やっぱり日本は、「お客さま第一」「おもてなし」をベースにした接客が根付いてますよね。
【シンガポールのサイゼリヤ、アルバイト事情】
ユニクロの企業調査の記事を書いた時に詳しくご紹介したのですが、シンガポールのアルバイト事情は結構日本と違います。
一番の違いはなんといっても、「時給」です。
「物価が高そうだし時給も高そう、、」と思われている方も多いかもしれないのですが、実は最低賃金の設定が無いシンガポールでは、アルバイトの時給は結構低かったりします。
サイゼリヤの時給はどれくらいなのか、日本と比べてみました!
【シンガポールのサイゼリヤと日本のサイゼリヤの時給比較】
東京都のサイゼリヤ | 1000円 |
佐賀県のサイゼリヤ | 850円 |
シンガポールのサイゼリヤ | $7~$14(約570~1150円) |
(サイゼリヤの時給の最も高い東京都と最も低い佐賀県を比較対象にしています)
なんだかシンガポールのサイゼリヤの時給、$7~$14と幅がありますね。
どういうことかというと、、
【シンガポールのサイゼリヤの時給】
平日 | $7(約570円) |
土・日曜日 | $9(約740円) |
祝日 | $14(約1140円) |
以上のように、出勤日によって時給がけっこう違いました。
平日と祝日が、2倍の違い!
祝日の3時間出勤と平日の6時間出勤とで稼げる額が同じだと思うと、すごいですね。
日本の時給と比べても、平日なら東京都の時給の半分程度なのに、祝日なら東京都よりも高い額となり、「祝日はみんな家でのんびりしたいのかなあ」なんて思いました。
特にシンガポールは日本と比べ祝日が少ないので、そのような特別な日には仕事をせず、ゆっくり過ごしたいと思う人が多いのかもしれません。
【シンガポール人にインタビュー】
さて、友人のシンガポール人にサイゼリヤについて聞いてみると、、
「日本のレストランって知らなかった」
これが一番多い意見でした!
確かに日本食を売っているわけではないし、見た目もカラフルで日本らしさはなく、日本のレストランです!というアピールは全くしていないので、この意見が出るのも納得です。
「行ったことがない」
と言っている人もいたので、こちらではイタリアンに行こう!ってなることが少ないのかな?とも思いました。
確かにシンガポール人の友人と出かけるときは、ホーカーや中華料理屋さん、その他アジア料理(タイ、ベトナムなど)のお店に行くことが多く、あまり洋食を食べに行くことってないなあと思います。
今度みんなで食べに行って、日本にはないメニューも色々食べてみたいと思います!
以上、シンガポールのサイゼリヤについてレポートさせて頂きました。
【参考リンク】
この記事を書いたのは・・・
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「マナのインターン日記」
日本の大学では国際経営学を学んでいます。大学を休学して弊社(シンガポール留学支援センター)で半年間のインターンシップに挑戦します。
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