シンガポールでのワーホリを終えて

 

こんにちは、Manaです!

半年間のワーホリが、とうとう終わってしまいました。

正直こんなに早く時間が過ぎるとは思いませんでした…!

それほど色々な経験ができたし、たくさんの人に出会えたし、自分の将来について考える時間も多くとることができたと思います。

今日は私のワーホリ生活を、シンガポールでの仕事について、人との繋がりについて、自分の将来について、の3つの点から振り返りたいと思います。

 

仕事について

シンガポールでは2つの仕事を経験しました。

兼業OKなワーホリビザだったからこそ、2つの職場、2つの仕事を体験できて、自分にとってとてもプラスになったと思います。

 

1つ目、「シンガポール留学支援センター」で、インターン生として働かせていただきました。

半年間、ほぼ週5日、10時〜17時、資料作りや留学生の案内、書類の準備、学校訪問など、色々な仕事を任せて頂きました。

最初の頃に何かの資料を作った時、「今この資料は学校のレポートみたい。これを読む人が何を知りたいのか、どこに興味を持っているのか、考えて作り直してみて」と指摘を受けたことを今でも覚えています。これを始めとした学びがたくさんありました!

社内で事務をするだけでなく、お客さんである留学生を迎えに行ったり、案内したり、事業パートナーとなる語学学校や学生寮に話を聞きに行ったり、様々な仕事を経験しました。

正直、「もう半年あったらもっと積極的に色々できたかも…」と思ったりもしていますが、日本のアルバイトではできない経験ができたと思っています。

 

2つ目の仕事は、「Japan Rail Cafe」でのアルバイトです。

日本旅行者にアドバイスする「コミュニケーター」と、カフェの「ホールスタッフ」両方を経験させて頂きました。

何より一緒に働くスタッフたちがとても優しく、面白く、「ファミリー」のような雰囲気のお店で、今までで経験したアルバイトで一番楽しかったです。

コミュニケーターとして働いているときは、日本の様々な場所に行きたいと思ってくれているローカルの人と、アドバイスを交えながら話すのが楽しくて、とても良い英語のアウトプットの機会になったと感じています。

また、「シンガポールの職場環境」を少なからず体験できたと思います。

日本と比べてお客さんに対してカジュアルな態度で接したり、状況にもよりますが、ほぼみんなが定時できっちり帰ったりと、違いを感じることが多々ありました。

 

人との繋がりについて

シンガポール生活では「人との繋がり」の大切さを再確認しました。

例えば今住んでいる家も、こちらで出会った友人に紹介してもらいました。

また、シンガポールという外国において、在住の日本人と繋がることが比較的容易いです。

例え私のような大学生であっても、社会人の方と会ってお話できる機会がたくさんあります。

私の場合、

・大学の校友会

・日本語を話す会

・シンガポールでインターンしている大学生のコミュニティ

・ランニングのグループ

以上を中心に、同じ境遇の仲間に出会ったり、多くの社会人の先輩に話を聞くことができました。

帰国したら就活が待っている私にとって、様々な業界業種の話を聞けたことは大変大きかったです。

また、同じく休学・ワーホリをしている子達と、インターンのこと、節約術、就活、交友関係など、色々なことをシェアできたことも生活の支えになりました。

 

ここで一つの後悔は、日本人と繋がることが簡単過ぎて、ローカルの友達をあまり増やせなかったことです。

アルバイト先以外ではなかなか新しい人に出会うことが難しく、また同じ言語を話せる日本人の子と仲良くなるのは簡単だったので、半年という時間がありながらもこういう結果になってしまいました。(もちろんローカルの友達が全くできなかった訳ではないですが!)

これから「英語を頑張ろう」と留学に来られる方は、意識的に地元の人、外国人の人と話す姿勢を大切にしてほしいと思います。

 

自分の将来について

最後に、将来について書いていきたいと思います。

私がワーホリを決めた大きな理由として、「就職したい企業が定まらない」「興味のあることを見つけたい」というものがありました。

ワーホリを終えた今、どう感じているかというと、「一応、自分の興味のある業界は分かってきた」という手応えです。

どんな業界・業種が良いなんて考えても分からない!と思っていた半年前よりは、だいぶ大きな進歩だと思います。

実は私には、大学進学前も同じような気持ち(何学部に行きたいとか、何が勉強したいとか、分からん!という気持ち)になって、高校留学に踏み出した過去があります。

この結果、大学に入るのが1年遅れていて、今回シンガポール滞在のために1年休学をしたことで、また更に1年、周りより遅い卒業・就職になります。

本当の同い年の子達は現在社会人1年目として働いています!対して卒業まであと1年半ある私…冷静に考えると少し恐ろしい(笑)

しかし、留学・休学に対する後悔はありません。

高校留学の時も、今回の休学でも、この時間をとったことによって、「なんとなく、自分のやりたいことが見えてきた」と感じることができているからです。

本当に、進む速さは人それぞれだし、周りと比べて焦ることないと思います。

これから日本に帰り、本格的に就活をスタートさせるので、満足いく結果になるように頑張りたいと思います。

シンガポールで会ったカッコイイ社会人の先輩たちのように、いつかはシンガポールに仕事で戻ってくることが夢です。頑張ります!

 

最後に

この半年間を通じ、私はシンガポールが大好きになりました。

便利さ、安全さをはじめとし、周りの国に旅行しやすかったり、色々な国の食べ物があったりと、とても魅力的な国です。

その中でも私にとって最大の魅力は、「英語に対する偏見がない」という部分です。

シンガポールには色々な人種・文化・宗教の人が住んでいて、外国人も多く、様々なアクセントの英語が飛び交っています。

この状況が当たり前なので、英語が下手とか上手とか、あまり関係ありません。「伝わることが一番大事!」な文化が根付いています。

「完璧な英語」にこだわりすぎていた自分にとって、驚きでしたが、とても心地よい環境でした。

「みんな違って当たり前」の文化を、日本でも忘れないように過ごしたいと思います。

それでは、半年間ありがとうございました!

この記事を書いたのは・・・

マナ(大学生・女性)
マナ(大学生・女性)
「マナのインターン日記」
日本の大学では国際経営学を学んでいます。大学を休学して弊社(シンガポール留学支援センター)で半年間のインターンシップに挑戦します。