シンガポールの日系企業調査 vol.8 鶴橋風月
こんにちは、シンガポールでワーホリ中のManaです。
わたしは中学生の時に大阪に引っ越してから、高校、大学とずっと大阪に住んでおり、たこ焼き・お好み焼きを家でも外でもよく食べていました。
シンガポールに来てからはなかなか食べる機会が無かったのですが、先日、地元でよく友達や家族と行っていた「鶴橋風月」がシンガポールにあると知って行ってきました!
もしかしたら関西圏以外にお住まいの方には馴染みのない店かもしれませんが、レポートしていきます。
(調べたところ、日本全国に74店舗あるのですが、大阪だけで41店舗、関西圏だと64店舗になり、その他の地域には10店舗しかありませんでした)
【概要】
シンガポール店舗数:2
進出年:2017年
客層:30~40代が多め
主要店舗:サンテックシティ、チャンギ空港
価格:日本よりはやや高め
サンテックシティ(ショッピングモール)にはジャパンフードタウンという日本料理のお店が並んでいるエリアがあり、そこに風月もありました。
風月はシンガポール以外に、アメリカ・韓国・台湾・タイにも出店しているそうです。
【実店舗レビュー】
まずはお店の外観です。
小さいお店が並んでいる中にあります。
一緒に行った子が場所を知っていたので大丈夫だったのですが、少し奥まったところにあるので迷いそうでした。
メニューです。
シンガポールはどこのお店でも、Spicy押しのメニューが多いと感じます。
お好み焼きのラインナップは日本と変わらないように感じます。
ここで少し驚いたのは、「かつおぶし」は追加のトッピングになっていて、+$2必要です。
風月はどんなシステムだったか忘れてしまいましたが、日本のお好み焼き屋さんはかつおぶしや青のりはテーブルに置いてあってかけ放題のところも多いですよね。
注文して20分程度でお好み焼きが運ばれてきました。
左が海鮮玉で右が豚玉なのですが、違いがまったく分かりませんね(笑)
この他に「ゴマ塩きゅうり」と梅酒1杯ずつ注文し、合計$45弱くらい(約3,600円)でした。
日本だったら3,000円くらいですかね?
大した違いではないなと思います。
【日本との違い】
まず最初、当たり前かもしれませんが、座敷の席はありません。
わたしがよく行っていた風月は、宴会席のような長い座敷テーブルがあるお店だったので、お店の見た目が違うなと入った瞬間思いました。
次に気づいたのは、鉄板付きじゃないテーブルがあるということです。
お店の人にも、鉄板ありのテーブルか無しのテーブルどちらにするか聞かれました。
「鉄板無しの席ってどういうこと?」と頭の中でつっこみながら、迷わず鉄板ありのテーブルを選んでしまったため、「鉄板無しのテーブルのひとはどうやってお好み焼き食べるんだろう…」という疑問が残ってしまいました。
何で鉄板無しのテーブルがあったのか、、お店の人に聞いてみればよかったです。メニューを選ぶのに一生懸命で忘れてしまいました…。
↓
後からネットで「Fugetsu Okonomiyaki」と画像検索してみると、ステーキのお皿のような、一人用の鉄板にお好み焼きがのっている画像が出てきました。
単に、シンガポールでは鉄板のついているテーブルで食事がメジャーではないため、普通のテーブルも用意した、ということでしょうか?
もしくは、暑がりの人が多いように感じるので、鉄板無しのテーブルを好むお客さんが多いのかもしれません。
そして、豚玉を食べて気づいた最大の違いは、「お肉が薄くなく、お好み焼きの中に入っている」です。
日本の豚肉のお好み焼きは、まず薄い肉を焼いて、生地を載せますよね。
しかしシンガポールの風月のお好み焼きは、角切りベーコンのような形状(小さい長方形)になっていて、生地に混ぜ込まれていました。
理由を考えてみると、まず、「薄切り肉を入手するのが難しいんじゃない?」と思いました。
しかしよく考えると、シンガポールでは薄切り肉もぼちぼち見かけます。
スーパーでも売っているし、ホットポット(中華風?の鍋)のレストランでも出てきたことがあります。
ただ、これらの肉は「鍋用」で、焼くという発想はないのかもしれません。
また2個めに思いついた理由としては、「食べ応えのある肉を好むのでは?」というものです。
食べた感想として、角切りの方がお肉の存在感があって、豚肉を食べた!という満足感を感じやすいんじゃないかなと思いました。
(わたしは食べなれている薄切り肉のお好み焼きが好きですが…笑)
全く同じに見えるお好み焼きでも小さい違いをつくって、ローカルの人の口に合うような工夫をしているようです。
【シンガポールの大学生にインタビュー】
今回シンガポール人(日本人の彼女がいて、日本語ペラペラの男の子、大阪にも何度も行ったことがある)と一緒に食べに行ったので、感想を聞いてみました。
「高い」「味は美味しい」「けど日本の方が美味しい」
このような感想でした(笑)
確かに日本と比べると高いのですが、他の日本食のお店と比べると、お腹もいっぱいになるし、リーズナブルじゃないかな、と思います。
シンガポールには日本人はもちろん、日本好きなシンガポール人もたくさいんいると思うので、そういった人たちの期待を越えるのはとても難しそうですね。。
【シンガポール風月の時給は?】
シンガポールの風月の時給は、$8-$12(約640円~1,000円)という記載がありました。
結構幅がありますね。
日本の風月の時給はだいたい880円~1,050円、となっていました。
やはり日本の方が時給が高い傾向にあります。
労働時間を見ると 5:30pm – 10:30pmとなっているので、夜だけ働きたい学生には向いているかもしれません。
ユニフォームは支給される他、まかないも出ると書いてあります。
風月の求人のサイトでシンガポールらしいなと感じたのは、
Note: We serve non-halal food |
という記載があったことです。
ハラルじゃない食品をあつかっていますよ、という注意書きです。
色々な宗教の混在するシンガポールならではの注意書きですよね。
以下、参考リンク集を載せます。
インスタなどにシンガポール店舗のお好み焼きも載ってますので、是非見てみてください。
【参考リンク】
ホームページ(日本)
Facebook(シンガポール)
Facebook(日本)
インスタグラム(シンガポール)
インスタグラム(日本)
Twitter(日本)
この記事を書いたのは・・・
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「マナのインターン日記」
日本の大学では国際経営学を学んでいます。大学を休学して弊社(シンガポール留学支援センター)で半年間のインターンシップに挑戦します。
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