【シンガポールワーホリ】ダイバーシティギャラリーに行ってきた

こんにちは、シンガポールでワーホリ中のKentoです。

今回はシンガポールの多様性を紹介しているハーモニーインダイバーシティギャラリーに行ってきました!

2014年、シンガポールは世界で最も宗教的に多様な国にランクされたそうですが、これは自然な状態ではなく、私たちのコミュニティの絶え間ない努力によってのみ維持できる進行中の作業だと最初に説明されていました。

先日行ったプラナカン博物館でもシティギャラリーでも共通して感じたことですが、普段何気なく視界に入る異文化や肌の色の違う人など、普通に生活していてあまり気にすることのないシンガポールの、当たり前に存在するものではないとしてそこにある努力や意図、その経緯を知ることはまるでその功労者と話しているようで興味深く、楽しい経験でした。

ダイバーシティギャラリーへの行き方

さて、ダイバーシティギャラリーの場所ですが、MRTの緑のラインのタンジョン・パガー駅から歩いて5から10分程度のMND Buildingという建物の4階に入っています。

目印としては、Amoy Street Food Centreというホーカースの建物があります。

少しわかりにくいとは思いますが、右手奥に向かうとHDGと書かれた看板がありますので、近くにあるエレベーターに乗って4階で降りて奥に向かうと突き当りを右に進むと左手に入り口があります。

ダイバーシティギャラリーの見どころ

ダイバーシティギャラリーに入ると受付の方に対応していただきました。名前や電話番号入館時間を記入した後に軽く館内の説明をしていただき、下部写真の動画を見ました。

受付の方にゲームもあるよと説明を受けましたが、ゲームというよりクイズと多数決のような内容だったので、一人ではそんなに楽しめなかったので残念でした 😕

これは私が一番気に入ったエリアの写真です。

シンガポールの10の宗教を説明してくれています。写真の中の展示だけでなく、横や奥の壁にもテーマ別に説明があるのでかなり細かく知れます。

さらに奥に進むとシンガポールに入り混じる文化や人種、宗教の説明はもちろん、なぜそのようにシンガポールに多様性があふれるようになったのか、なぜ今もその多様性が維持されているのか、そして今後どのように維持されていくのかの説明と展示がされています。

この写真はシンガポールで生活していればいやというほど見かける食事の景色ですね。このウォールアートは角度が工夫されていて、指定された位置から見ると立体的に見えるように描かれていて、まるで本当にそこに人がいるかのように見えて面白いですよね 😛

最後にはギャラリーを通しての感想や意見を残して退出になります。

シンガポールにワーホリなり語学留学なりで来る、もしくは興味を持っている皆さんは「多民族国家」としてのシンガポールに価値を見出している方が少なからずいると思いますが、その時私たちがほんの少しだけ意識する「文化」「民族」「宗教」、いわゆる「多様性」についてシンガポールという視点から考えることは日本人にとってとても面白い経験だと思います。

私にとって最も興味深かったのは、ダイバーシテギャラリーの見学を終えたうえで、なぜ日本は今となってはほとんどの国民が無宗教だというのに神社に通う文化が多く残り、寺の価値は未だ高く、クリスマスを国を挙げて祝うのか、日本の文化を見返すことが私にとって最も興味深いのです。

日本の歴史を振り返ればきっかけはわかるでしょうが、問題はなぜそれが今でも続いているのか、これらは日本人の国民性を分析するうえで興味深い問いではないでしょうか。

ダイバーシティギャラリーの魅力はまだまだ語りつくせないほどにありますが、最もありがたいのはこれらを無料で楽しめるというところです。暇つぶしにでも気軽にぜひ行ってみてください!

Harmony In Diversity Galleryの基本情報

住所
Ministry of National Development Building Annexe B, 7 Maxwell Road, #04-05/06 Singapore 069111地図
最寄り駅
Tanjong Pagar
開館時間
月~土 10:00 – 17:00 (日祝休業)
入場料
無料
ホームページ
Harmony In Diversity Gallery

この記事を書いたのは・・・

Kento (大学生・男性)
Kento (大学生・男性)
東京の大学の英語系学部を半年間休学、旅行で何度か訪れたことがある大好きなシンガポールで様々な経験を積んでみたい!