シンガポールでのワーホリを振り返って

皆さん、こんにちは! Ryotaです!

この度、シンガポールでのワーホリを無事に終えました。

改めて振り返るととても早い一年間でした。

今回はワーホリで経験しこと・学んだことやシンガポールでの生活を振り返って感じたことを共有したいと思います。

~語学学校~

昨年の三月に大学を卒業後すぐにワーキングホリデーと語学学校での英語学習を目的にシンガポールに移り住みました。

最初は具体的にシンガポールでこれをしたい!という目標などはなく、とりあえず海外に行って違う世界を見てみようと思い、シンガポールに行くことにしました。最初はとても不安でした。周りの友人たちは新卒で働き始めてるなか、自分にとって海外に行くという選択が本当に正しいのかどうか常に自分自身との葛藤でした。

私は最初の4か月間は語学学校に通っていました。語学学校で過ごした時間はシンガポールで生活する上でとても自分自身の励みになり、支えにもなりました。

異なる国から集まり、年齢もバックグランドも違うクラスメイトとの交流は今振り返ると貴重な財産だと思います。英語を通して会話し、自分自身をさらけ出し、考えや感情を言葉にすることは英語学習の向上はもちろん、自分の殻を破ることのできる環境でした。

学校終わりにはクラスメイトとショッピングをしたり、カフェに行くなどプライベートも彼らのおかげで彩りのあるものとなりました。今でもクラスメイトだった友達とは連絡を取っていて、各国に友達がいるとういのは旅行で行った際にもすごくいいことだと思います。

 

~インターン~

インターンではイベントやコンサートをプロデュースする企業で働いていました。オフィス内で日本人は自分だけでした。

やり取りする企業も日本の企業が多く、日本語を伴う様々な仕事を任されました。資料の翻訳やミーティング内での通訳をはじめ、政府に提出する重要書類の作成やSNSに投稿する動画の字幕なども任されました。

インターンではありましたが、早い段階で裁量権のある仕事を任され、7社のクライアントをかかえていました。メールや電話でのクライアント対応やミーティングのホストなども務め、クライアントと同僚の会話の間に入り話を進めることには少し苦労しました。また資料を作成し、オンラインミーティングで新しい顧客を取る営業の業務も行うなど、とてもやりがいがあり、自身としても大変成長できる機会となりました。

日本では到底できない体験をインターンを通して経験することができました。職場の雰囲気は風通しがよく、社長との距離感も近く常に自分のことを気にかけてくれました。出勤時も服装は自由で、タンクトップで出勤しても何も言われることはなく、仕事中にタピオカを頼むなど、海外らしい働き方でストレスなく働くことができました。仕事を通して様々な業種の人にもお会いする機会が多く、シンガポール国内でも大きなチケットサイトの会社やK-POP全般のコンサートを主催する会社の方々と知り合いになれるなど、仕事面でも人脈が広がっていきました。

 

シンガポール生活で感じたこと

シンガポール生活を通して、人との出会いを大切にすることや人に感謝するということを改めて学びました。

シンガポールでは日本人の友達を作らないという目標で、現地の様々なコミュニティに参加し、現地の若者の友達を増やしていきました。シンガポール生活でも生活の大部分を占めていたのがK-POPダンスカバーグループです。

このグループのメンバーたちと過ごした時間が一番長く、彼らと出会ってから全てが変わりました。私だけが唯一の日本人でその他のメンバーはシンガポール人、マレーシア人、中国人、ベトナム人などでした。最初はとても苦労しました。参加した当初は英語の聞き取りに苦戦し、グループの雰囲気になかなか馴染むことができませんでした。しかしグループのリーダーが弟のように気にかけてくれ、慣れないシンガポールでの生活を助けてくれました。

彼らは自分を家族のように迎え入れてくれて、日本に帰る際は「私たちは家族同然だよ、居場所はあるからいつでも帰ってきてね、待ってるよ」と言ってくれました。この言葉を聞いた際は彼らとの思い出が走馬灯のように蘇り感動してしまいました。

ありがたいことにグループでもセンターを任せてもらい、趣味のダンスでも活動の幅が広がっていきました。他のグループからの誘いも多く、日本人ということは珍しいのですぐにダンス界隈では名を知られることになりました。パフォーマンス依頼も何度か頂き、帰国前には観光名所であるガーデンズバイザベイで行われたアニメイベントでも踊りました。

↑大勢の来場者の前で日本語と英語で自己紹介をしました!

また年齢や性別も全く気にしない文化だと感じました。年齢が離れていても友達のような感覚ので、とてもコミュニケーションが取りやすいです。たとえ男女であっても喜びを分かち合う時はハグなどが普通でした。また日本とは違い、シンガポールでは、とくにダンス界隈ではたくさんのLGBTQの人がいました。実際に自分が所属していたグループにも何人かいて、新たな価値観を得ることができました。私自身、LGBTQの人と接する機会が日本にいるとなかなかないので、とても新鮮でした。日本ではまだまだ受け入れられていない風潮ですが、自分自身をありのままさらけだすことはとても大事なことだと思います。

シンガポールでは「日本人」であるということを最大限に利用したほうがいいと思います。シンガポールでは日本文化の人気が高く、珍しい人種なので、たくさんの人がフレンドリーに話しかけてくれます。日本人という貴重さでコミュニティにも入りやすく、周りとの差別化もできます。お店のスタッフやホーカ―のおじさん、おばさんも日本人というだけで笑顔で話しかけてくれます。日本について質問攻めされるときもありますが(笑)

間借り先のHDBのオーナーさんもとても優しく、部屋の掃除や洗剤の補充などもしてくれました。一年間、住む場所を提供してくれたオーナーさんにはとても感謝しています。

最後に

私の経験からして、海外に一人で飛び込むという経験は貴重な経験になります。長い人生を見た時に、海外での生活が必ず活きてくると思います。またできるだけ若いうちに行くことをオススメします。体力、行動力があるうちに行った方が吸収できるものも変わっていきます。

義務教育、大学卒業後は新卒入社。悪いとはいいませんが、当たり前だと思っていたこと・敷かれたレールを通るということに違和感、不自然さを必ず海外で生活すれば感じると断言します。新たな価値観や選択肢はまだまだ自分達の知らない所にたくさん転がっています。しかしそれは島国・日本を出ないと絶対に見つかりません。

私自身、一年前の自分とは完全に違います。価値観は180度変わりました。周りからも依然と比べて自信に溢れていると言われます。毎朝満員電車に乗って仕事に行く日本で働く気もありません。

焦る気持ちも分かりますが、「海外に行きたい」と少しでも思った瞬間が勝負です。時間は有限です。自分のやりたいことに嘘はつかず、早い段階で新たな挑戦をしてほしいと思います。とりあえず海外に行けばいいという安易な考えを持って海外に行く人もいますが、本当に行動次第で意味のない海外渡航になります。私自身、常に情報収集をし、足、手を動かし、迷うことなく全てのことに挑戦しました。その結果、自身の成長はもちろん、交友関係、キャリア形成などで満足いく形で終えることができました。

 

このブログを見て海外に挑戦する決心をした皆さんの新たな舞台を応援しています!

私もさらに成長し続け、海外で活躍できるように引き続き頑張っていきます!!!

 

I love Singapore!!!!!

この記事を書いたのは・・・

Ryota (既卒・男性)
Ryota (既卒・男性)
|既卒・男性|2023年4月~
東京の大学を卒業後、シンガポールへ。学生ビザで4ヵ月間、語学学校に通学後、ワーホリビザに切り替えました。