シンガプーラとは?

 

こんにちは、シンガポールに留学中のManaです!

 

突然ですがみなさん、「シンガプーラ (Singapura)」って聞いたことありますか?

 

シンガポールの硬貨を見たことがある方は、もしかしたらご存知かもしれません。

 

見えにくいかもしれませんが、コインの上のほうに、「Singapura」と書いてあります。

わたしもずっと、「Singapura」って何?って思っていました。

 

その答えを先週末に参加したハイキングイベントで見つけたので、

皆さんにシェアしたいと思います。

 

ちなみにハイキングといっても、山の中をずんずん歩くのではなく、

「Green Corridor (緑の回廊)」と呼ばれる道を歩き、

シンガポールの昔の鉄道跡を訪れて少し散策、

その後参加者のみんなで昼食を食べるというゆったりとした集まりでした!

 

場所はKing Albert Park駅の近くの、Bukit Timahというエリアです。

Bukit Timah Railと検索すれば出てくると思います。

 

早速いくつか写真を載せていきます。

こちらが昔のレールと橋です。

今は使われていないので、レールの上を歩いたり、写真も撮ることができます。

 

こちらは駅舎になります。

駅舎はいま修繕されているようで、昔の鉄道に関する資料館になるみたいです!

 

またこの近くにフェンスで囲まれている広いエリアがあり、

そこは現在水道管を作っているそうです。

 

シンガポールは小さい国で、資源が少ないため、水の供給も隣国マレーシアに頼っている部分が大きかったのですが、

例えば政治的制裁などで水の供給を止められてしまったりしたら、飲料水が無くなってしまいます。

 

このような事態を避けるためにも、水の供給面で自立を目指しているシンガポールなので、

水道管を建設しています。

 

少し先を歩いていくと、昔の駅名の看板を見つけました。

この場所の名前がBukit Timahと大きく書いてあり、その下に、始発の駅と終点の駅が書いてあります。

始発と終点の駅、消えてしまっていて見えにくいと思うのですが、

左側に「SINGAPURA」、右側に「WOODLANDS」と書いてあります。

 

ここで、一緒に来ていたシンガポール人の女性が、

「シンガポールは昔、シンガプーラって呼ばれていたんだよ」

と教えてくれました。

 

またマレー語ではシンガポールは「Singapura」だそうです!

 

思わぬところで硬貨に書かれていた「Singapura」の謎がとけ、何だか感動しました(笑)

 

するとシンガポール人の女性がまた、

「シンガプーラ駅はどこら辺にあったと思う?」と。

 

住んでいる人はピンとくるかもしてないのですが、Woodlandsというのはシンガポールの北の方の、

マレーシアとの国境の地域になります。

 

そしてシンガプーラ駅は、現在のTanjong Pagar駅というところにあったみたいです。

Tanjong Pagarはシンガポールの南のほうなので、

Bukit Timahにあるのはシンガポールを縦断する鉄道の跡地なんですね。

 

画像の上の、赤丸で囲まれているところがWoodlands、

下の赤丸がTanjong Pagarです。

 

この鉄道が廃止されたあと、ほぼ全てのレールが取り除かれてしまったようなのですが、

上に乗せた橋や、数本のレールは残されていて、

シンガポールの歴史を感じるにはもってこいの場所となっています。

 

マリーナベイサンズをはじめとして、現代的な建造物が有名なシンガポールですが、

機会があればこういった、歴史を知れる&自然いっぱいのエリアにも訪れてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いたのは・・・

マナ(大学生・女性)
マナ(大学生・女性)
「マナのインターン日記」
日本の大学では国際経営学を学んでいます。大学を休学して弊社(シンガポール留学支援センター)で半年間のインターンシップに挑戦します。