シンガポールで独裁国家「中国」について考える!IT編②
こんにちは。シンガポールでワーホリ中のやよいです。
前回、https://www.workingholiday.sg/archives/9813 では、顔認証ベンチャー企業Megviiについて書きました。
引き続き中国のIT事情について考えていきたいと思います。
プライバシーよりも治安
テクノロジーで社会インフラを整えていくにあたり直面する問題はいくつかあります。
まず一つ目は、プライバシーの保護です。
日本はインターネットに対し信頼度が低く、特に金銭に関わることには敏感です。
一方中国では、その日本が懸念しているところの進化が止まることなく、日本とは対極にあります。
意外にも、中国の大都市上海は街に落書きが一切なく治安がいいとされています。
これは、街のあらゆるところに防犯カメラが設置されていることで犯人が誰かすぐ特定できるがゆえの結果です。
「プライバシーは自己責任で守り、治安が悪い日本」
「個人情報は国が管理し、治安が良い中国」
こう比較すると今まで見えなかったことが明らかになってきます。
圧倒的なデータ量
では、AIを流行らせるには何が必要か。
いくつか挙げられますが、中国が他の国と圧倒的に違う点は人口です。
ディープラーニングは、データが多ければ多いほど優れたパフォーマンス発揮することが証明されています。
中国のイノベーションは、「今までなかったものの創出」はもちろんのこと、
「ユーザーの利便性を徹底的に追究」
「ユーザーが不安になることを1つ1つつぶしていく」
ことでイノベーションをおこしています。
情報規制されている中国
中国のうまいところは、海外のいいところを手に入れ、そのままコピーするのでなくそこから新たな価値を見出す点です。
現にMegviiもいい例です。
しかし、国内の情報は外にもれないようになっているため唯一無二の存在となる。
世界中の研究者が中国で研究を進めている現状も踏まえると、今後の中国も瞬く間に変わりそうです。
中国を知ると未来が見える気がします。
今後も面白い情報が入ったら書きたいと思います。
では
この記事を書いたのは・・・
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「彌生のワーホリ日記 〜シンガポール〜」
外大で中国語を専攻する大学生。英語も中国語も使われているシンガポールで6ヶ月間のワーホリに挑戦。シンガポールで自分の将来(就活・就職)を考えたい。
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