#15 シンガポールと日本の「働き方」比較
先日、所属大学の卒業生の方2名にお会いしました!
お二人からお話を聞く中で、シンガポールと日本の「働き方」の違いについて学ぶことがたくさんありました。
まず、採用方法が全く違うということを知りました。
日本では、「新卒一括採用」が主流であり、どんな仕事をするかは入社した後にわかるという人が多いと思います。
一方シンガポールでは、「ジョブ型採用」が主流のため、職種別に求人を出しています。
また、「大学生の就活」の方法も違いました。
日本の大学生は、3年生から4年生にかけて就活をして、卒業式の時は就職先が決まっている人が多いです。
一方、シンガポールの大学生は、大学卒業後、就職活動をするそうです。
これは、学業が非常に忙しく、卒業も難しい為、就活する余裕がない為だそうです。
これに関しては、シンガポールの方が世界基準で、日本が特殊だとか、、、
このように、採用方法や就活方法も異なる為、「キャリア」形成も全く異なるということがわかりました。
日本では、一つの会社の中で、様々な業務に取り組み、その会社の「プロフェッショナル」になる。
シンガポールでは、複数の会社で、一つの職種の「プロフェッショナル」になる。
どちらが良い悪いということはないと思いますが、やはり日本の「新卒採用」は世界的にみてもかなり特殊なんだということがわかりました。
また、「転職」に対するイメージも全然違うことがわかりました。
シンガポールでは、「3年くらいのサイクルで転職するのは当たり前」だそうです。
日本では、一つの会社で勤め上げることが一種の「美徳」のような文化があると思います。
日本では、勤続年数によって給料が上がっていきますよね。。
シンガポールでは、転職することで給料を上げるのだそうです。。。。
私は、この働き方の違いが、その国の生産性の違いに影響するのではないかと考えました。
そして最後に「ワークライフバランス」についてです。
シンガポーリアンは、家族との時間を大切にするため、飲み会などはあまり頻繁にしないそうです。。。
そのため、会社の同僚とのコミュニケーションは「ランチタイム」で取るのだそう!
二人の先輩からお話を聞き、日本とシンガポールの働き方の違いについて知ることができすごく勉強になりました。
この記事を書いたのは・・・
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|大学生・女性|2022年5月~
大学4年休学中。トビタテ留学ジャパンの奨学金制度に採用。
シンガポールでインターンシップに挑戦中!