【シンガポールワーホリ】大統領官邸「イスタナ」に行ってきた

こんにちは、シンガポールでワーホリ中のKentoです。

5/1、レイバーデイ(Labour Day)は年間五回のみの大統領官邸「イスタナ」の一般公開日でした。

イスタナへの行き方

Dhoby Ghaut駅 プラザシンガプーラから歩いてすぐ

一般公開日

  • 旧正月
  • レイバーデイ
  • ハリラヤプアサ
  • ナショナルデー
  • ディパバリ

公開日は上記の祝日当日とは限らず、前後の終日になることもあります。日程が近づくと、イスタナの公式サイトに詳細がアップされるので、興味のある方は注意してみてください。

イスタナ入場の流れ

私は混雑を避けようと思ってあえて昼時に行くことにしましたが、予想はきれいに外れ、入場ゲートには少し列ができていて、中にも人が多くいました。幸い入場自体はスムーズに行きました。荷物検査の列に10分ほど時間がかかった程度です。

流れとしては、上の写真の列に並び、外国人であることを伝えIDカード(自分の場合はワーキングホリデーパス)を見せ、入場料2S$支払い、荷物検査に移ります。入場料の支払いは現金でも、PayLah!のようなQRコード決済でもできます。

 

注意事項

はさみやフォーク、刃物、ライターやペット、缶に入った食べ物や飲み物の持ち込みが禁止されています。

喫煙、飲酒、自転車やスケートボードなども禁止されています。

マップ

このマップではその広さを理解しにくいですね、その広さはなんと40ヘクタール、東京ドーム9個分の広大な敷地です。

余談ですが、この東京ドーム何個分という表現は一般的にわかりやすいのでしょうか?いまいちピンとこないのですが、、、とは言えよく見る表現なので使ってみた次第なのですが 😳

ところで実際に訪れるつもりの方は高低差にもお気を付けください。高低差の数値的なデータは見当たらなかったので、わかりやすいたとえはできないのですが、官邸まで見に行くまでに足が痛くなるほどの高低差は保証できます。そんな保証されたって困るというのが本心でしょうが、とにかく歩きやすい靴で行ってください。私は「所詮広い庭園だろ」となめてかかり、サンダルを履いていきました。結果は想像にお任せしますが、満足いくものではありませんでした。 :mrgreen:

庭園

庭園は風景としての見ごたえはあっても、個人的に花や木にそこまでの関心はありませんでした。上の写真はシンガポールの国花「バンダミスジョアキム」(Vanda Miss Joaquim)です。写真で見るより大きくてまさに「立派」という言葉が似あう花で、少し気に入りました。

イスタナ本館

イスタナ本館の中に入るには別料金がかかり、シンガポール人は2S$、それ以外は4S$です。ただ、私が行ったときは上記のマップを参考にして「MAIN BUILDING」から「GUN TERRACE」までの行列ができていたので、列待機時間は一時間はくだらないだろうと感じたため、諦めてしまいました。

時間は昼過ぎで日差しも強い、日傘はないし、サンダルと高低差で足はパンパンときたら求めるは一つでしょう。お昼ご飯です。昼時ならみんな周囲の飲食店に行くだろうと考えての作戦でした。つまりこの時の私はさらにひもじい思いさえしています。場内にはフードトラックなどの出店もありましたが、食べ物を買いに行ってくれたり列待機を交代してくれる友達もいなかったので、諦める条件としてはそろいすぎているぐらいでした。とまあ、言い訳はこんなところでしょう。

Five Guys

帰りはなんだかんだと15時過ぎくらいになりましたが、そのまま遅めの昼食をとることにしました。と、白々しく書きましたが、実のところこの日の本当の目的はイスタナ観察を手早く終わらせて、Five Guysで昼食をとることでした。というのも、2017年に行われた調査では、FIVE GUYSが10万人のアメリカ人が選ぶ”最も好きなハンバーガーブランド”で第1位の座を獲得しました。平たく言えば全米No.1のバーガーショップなのです。そんなの1バーガーファンとしてときめかないわけにはいかないですよね! 😎

気になっていたお店にやっと行けたという達成感と感動からあまり味は気にしなかった、というよりそれどころではなかったのですが、野性味溢れる肉肉しさとボリューミーなバーガー、カップからも袋からさえ溢れんばかりのポテトフライ、アメリカらしさをシンガポールで味わえたことにさえ感動を覚えました。

とはいえ、枕詞で全米No.1などという巨大な比較級を使ったため、他のバーガーショップとの比較を出したくもなるところですが、一言にバーガーショップと言っても、「バーガーキング」「モスバーガー」「マクドナルド」「A&W」その他ローカルでもそれぞれの良さがあります。とりあえず私がいえることといえば、私は「Five Guys」もまた気に入った、ということです。

終わりに

年5回の公開と聞いてつい旅行者、観光者が訪問客としては多いのだろうと思ったのですが、昼時に行ったというのにフードトラックが来ているからでは説明がつかない量の訪問客、特に子どもが多いなといった印象でした。何が言いたいかというと、シンガポール居住者の多く訪れるイベントだということです。というより、シンガポール居住者に向けられたイベントなのだろうという想定です。

もし日本で首相官邸が一日限定で公開されることになったらどうでしょう?いかにGWとはいえ、せいぜいがSNSで様子をうかがう程度でしょう。ほとんどの若者がそうではないでしょうか。あくまで想像でしかないので、人があふれてしまうかもしれませんが、ここで言いたいのはシンガポール人は愛国心や自国への関心が強いように感じるということです。

「シンガポールは狭いし人口密度が高いゆえにイスタナに人が集まったのだ、日本人も同じ環境なら同じようにふるまうだろう」と言われてしまえば確かにそこまでです。しかし、そこまで正確に比較する必要もありませんよね、シンガポールのイベントに参加したり、街を散策していると、「なんだか一体感の強い国だなあ」と感じてなぜか嬉しくなることが多いので、似たようなことをまた書くでしょう。

その一体感のようなものの謎、というか原点を見つけて言語化できるようになった時、ここが伏線になるかもしれませんね。 😆

列待機を交代できる友達、日差しを避ける日傘、長時間歩ける靴を用意してまた挑戦したいです。

住所
Orchard Rd, Singapore 238823
最寄り駅
Dhoby Ghaut
開館時間
8:30~18:00
入場料
2S$
ホームページ
The Istana

この記事を書いたのは・・・

Kento (大学生・男性)
Kento (大学生・男性)
東京の大学の英語系学部を半年間休学、旅行で何度か訪れたことがある大好きなシンガポールで様々な経験を積んでみたい!