シンガポール~新卒就職活動 ③~【人材紹介会社のメリット・デメリット】

こんにちは。シンガポールでワーホリ中のMAIKOです。

今日はシンガポールの人材紹介会社について書きたいと思います。

第1回記事:シンガポール~新卒就職活動①~【プロフィール+就活歴】
第2回記事:シンガポール~新卒就職活動②~【現地就職は難しい?求人・面接は?】
第3回記事:シンガポール~新卒就職活動③~【人材紹介会社のメリット・デメリット】
第4回記事:シンガポール~新卒就職活動④~【ワーホリは現地就職に大いに役立つ】
第5回記事:シンガポール~新卒就職活動⑤~【まとめ】& シンガポール留学支援センターよりひとこと

人材紹介会社のメリット・デメリットはなに?

※あくまでも、”新卒”という立場の私が感じた内容です。それぞれの置かれた状況で異なると思います

私が登録したのは、ほとんどすべての日系の人材紹介会社です。コンサルタントの方も日本人ですので日本語で対応して頂けます。

先に言っておきますが、

新卒の求職者の場合は、シンガポールに在住していないと人材紹介会社はまず相手にしてくれません。

私の場合、就職活動は大学4年の秋から行っていました。

シンガポールお役立ちウェブ」の求人コーナーを使い、気になる求人があった場合には人材紹介会社にコンタクトを取っていました。

しかし、ほとんどの人材紹介会社からは「9月では就職活動をする時期が早すぎる。まずはオンラインでご登録頂き、いい案件があったらご連絡します」との返答。

そしてこの文章を最後に二度と連絡が来ることはありませんでした。

それか、新卒なので登録自体を断られたりしました。(現実は結構厳しいですよ)

しかし今回、「シンガポールでワーホリしてます!!!就職活動を再開したいです」と連絡したところ、

日本に住んでいたときは全く連絡をくれませんでしたが、快く面談をセッティングしてくれる会社もありました。


◎実際にコンタクトを取った人材紹介会社数:9社ほど(うろ覚え:自分でも送りすぎて覚えていない)

◎人材紹介会社登録数:5社

→実際にコンタクトを取った人材派遣会社登録数と人材派遣会社登録数が異なるのは、”新卒”という理由で登録をお断りされてしまったケースがありました。又は、メッセージを送っても何の連絡も来なかっという理由です。(ちなみにこの”お断り”に関してはワーホリを始める前の話)

【メリット】

・無料で利用できる

→人材紹介会社の登録・利用は基本無料です。ただし、会社によっては「弊社を利用し、就職後3か月以内に離職した場合はペナルティーとして1か月分のお給料を頂きます」という人材紹介会社もありました。登録時に確認してください。

・求人が多く集まる

→これは私が新卒でそもそも求人が少ないため、”未経験可”や”新卒可”という求人はどんな職種でも必ずもらって目を通していました。ちなみによく私に来た求人は、コールセンター・バックオフィスや売掛金回収の求人が多かったです。

・自分で求人を探さなくてよいので時間の短縮になる

→自分で”未経験可”や”新卒可”の求人を見つけるのはかなり時間がかかります。(ほとんどの求人が経験者向けのため)そのため紹介会社を利用すると短時間で多くの求人情報を得ることが出来ます。

・お給料やボーナスなど企業には直接聞きにくい事も聞ける・知れる

→大体の紹介会社はお給料や有休休暇などの情報をPDFやWordで送ってくれます。交通費の支給額は?などお金に関する聞きにくいことでも、紹介会社が代わりに聞いてくれます。

・求人の内容について説明してもらえるので業務内容をイメージしやすい

→これはかなり人材紹介会社によって差がありましたが、丁寧に説明してくれる人材紹介会社は本当にわかりやすく丁寧にでした。そのため面接の準備もしやすかったです。担当者さん次第の部分もあるのかもしれません。

・登録時の面談が、ちょっとした面接練習になる

→面接慣れしていない新卒の私にとっては、面談もとてもいい練習になりました。面談は日本語・英語の両方で行われることが多かったです。

・就活に関してアドバイスをもらえる

→人材紹介会社の人たちは、就活のプロです。なので、面接ではこうしたら良い。こんなことをアピールしたらいい。などアドバイスをたくさんしてくれます。またビザに関してもとても詳しいので、ビザの種類やEPを申請できる最低賃金(卒業した大学や職歴、年齢によって異なります)なども教えてくれました。

 

【デメリット】

・求人に申し込む気があるか、ないかの返答を急がす

→人材紹介会社はとにかく回答を急がします。「なるべく早めに返答を下さい」というメールが来るのは日常茶飯事。会社としては出来るだけ早く就職先を決めて、コミッションをもらいたいというのが意図かな?と。商売ですから仕方がありませんね。

・異なる担当者からたくさんの連絡が来る

→会社によって違いますが、同じ人材紹介会社で数名のコンサルタントから連絡が来ることがあります。こちらも一人ひとりに返信をしないといけないのでかなり大変でした。

・明らかに自分の能力にマッチしていない会社を勧めることがある

→人材紹介会社では英語のテストを実施しているところもあります。その結果をもとに求人を選んでくれているのかな?と思いきや到底自分の能力では無理であろう会社(私の場合は外資のリサーチ系)を勧められ、面接に行きましたが企業のwriting テストでは問題が難しすぎて1行たりとも書けませんでした。こんなにハイレベルな英語を必要とするなら、人材紹介会社で受けたテスト結果をきちんと見て、自分に合った企業を勧めてくれればいいのに…と思いました。

・とりあえず面接に行かせようとする

→先ほど書いた内容もそうですが、明らかに自分にマッチしていない求人(能力面やビザがない等)でもとりあえず会ってみてください。と勧めて来ます。実際面接に行ったら、「あれ?人材紹介会社から聞いてた内容と違う。」や「Sパスの枠が企業にないなら面接の意味がないのでは、、??」ということが多々ありました。

・新卒なので対応が雑

→一部の会社ですが私の場合は新卒・地方私立女子大学出身だったためか対応が雑な人材紹介会社がありました。例えば、書類審査の中間報告や結果報告が全く来ない /質問をしても「添付ファイルにある情報が全てです」と全く回答してくれない/一度落ちた企業を再度紹介してくることもありました(同じ人材紹介会社内で情報が共有されてなかったのかな?)


ざっくり書きましたが、上記メリット・デメリットはあくまでも私感です。

ただちょっと興味深かったのが、人材紹介会社に面談に行った際、

「新卒でも大丈夫です。頑張って下さいね★!」と優しく応援してくれた会社に限って、上記デメリットにも書いた”新卒なので対応が雑”や”とりあえず面接に行かせようとする”という傾向がありました。

逆に「新卒はね~。う~ん、正直就職は厳しいです。でもまずはやってみましょう。」と少し厳しめに言ってくれた紹介会社の方は最後まで丁寧に対応してくださいました。

私は最初、前者に好意的な印象を持っていました。素直に「応援してくれるんだ!」と感じていました。

しかしいざ就活が始まってみると音沙汰なし…フィードバックなし…などなど。

今思えば、うわべだけの対応だったのかもしれません。

むしろ少し厳しい意見もくれた後者のほうが説明が丁寧だったり、頻繁に連絡をくれたりと本当にお世話になりました。

こんな感じで上記メリット・デメリットを書きましたが、私は実際に人材紹介会社を通じて内定を得ました。

ですので、私は利用してよかったな!と感じています。

第1回記事:シンガポール~新卒就職活動①~【プロフィール+就活歴】
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第5回記事:シンガポール~新卒就職活動⑤~【まとめ】& シンガポール留学支援センターよりひとこと

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