シンガポール~新卒就職活動④~【ワーホリは現地就職に大いに役立つ】

 

こんにちは。シンガポールでワーホリ中のMAIKOです。

第1回:シンガポール~新卒就職活動①~【プロフィール+就活歴】
第2回:シンガポール~新卒就職活動②~【現地就職は難しい?求人・面接は?】
第3回:シンガポール~新卒就職活動③~【人材紹介会社のメリット・デメリット】
第4回:シンガポール~新卒就職活動④~【ワーホリは現地就職に大いに役立つ】
第5回:シンガポール~新卒就職活動⑤~【まとめ】& シンガポール留学支援センターよりひとこと

シンガポールでワーホリって現地就職に役立つの?

そんな疑問にお答えします。

まず結論から言うと、とても役立ちます!!!!!

ワーホリをすることのメリットはた~くさんあります。以下メリットをまとめました。

人材紹介会社に相手にしてもらえる!

【人材紹介会社のメリット・デメリット】でも紹介しましたが新卒の場合、シンガポールに在住していないとなかなか相手にしてもらえません。日本に住んでいた時には登録しても全く音沙汰がなかった会社も、来星すると頻繁に連絡をくれるようになります。求人を自力で探すのはなかなか難しいです。なので人材紹介会社を使いながら自分でも探す、という方法が良いと思います。

時間をかけてゆっくりと求人を選べる!

観光ビザで入って来てしまうと、滞在期間は最長でも2か月程が限界です。シンガポールの求人は入れ替わりが激しく全体の求人数も多いため「時間をかけてゆっくり選ぶ」ということが大切になると思います。特に新卒向けの求人は経験者が敬遠しがちなバックオフィスやコールセンターが多いです。仕事なら何でもいい!という場合を除いては、まず自分が「この会社で働きたい!」という会社の求人からどんどんチャレンジしていくといいと思います。

シンガポールのワーホリビザは6ヶ月間有効なので、最初の3ヶ月は、まずシンガポールに慣れる。残りの3ヶ月は就職活動をする。というスタイルを弊社代表からアドバイスされ、それを実践しました。

シンガポールに住んでいること・働いていることが企業にとっての安心材料になる!

1月に来星して面接を受けた時によく聞かれたことは「シンガポールに本当に住める?住んだことないのに大丈夫?」という質問でした。しかし、インターンをしてからの質問は「シンガポールに住んでいるんだよね?どうですか?どんなところが好きですか?」といった質問に変わりました。

企業にとっては、住んだこともない場所で、働きたい!という人よりも、数か月間でもシンガポールに住んで、更に働いている人のほうが安心して雇用できるのだと思います。弊社代表によるとシンガポールがあわないという理由で1年以内に帰国する人も少なくないそうですが、ワーホリや留学でシンガポールに滞在してから就職する方は、すぐに辞めて帰国してしまう人はまずいないそうです。

実際にシンガポール在住の方からネットでは知ることが出来ない情報やアドバイスをもらえる!

就職活動で一番大切なことは情報です。特に「新卒でシンガポール就職」というネット上の情報は皆無。だからこそ、シンガポールに来て実際に働いている方々に話を聞く。インターンをする前の私は就職活動やビザについて知らないことが多かったです。

また、職種については全くと言っていいほどわからず...シンガポールで人気・不人気の職種は?どんな仕事が自分に合っている?どんな仕事だと内定が出やすい?など。シンガポール就職全般から個人的なことまでたくさん相談に乗ってもらい、就職活動開始時にはそれなりの知識を持ってスタートすることが出来ました。

特に弊社代表ともう1つのインターン先のスマイルアジアの校長先生から得たアドバイスはとても役に立ちました。弊社代表はシンガポール在住20年以上。経験豊富な代表からは、実に的確なアドバイスを得ました。就職活動開始当初、シンガポールでどうやって就職活動を進めればいいのか全く分かりませんでした。「早く内定を取って仕事を決めなきゃ!!!」と当時私は相当焦っていました。そんな時、代表からのアドバイスは、

「11月末近くまでワーホリビザがあるので、10月中旬~下旬頃までに仕事が決まれば大丈夫」

「コールセンターやバックオフィスは内定が出やすいのでビザが切れるギリギリまで行かない」

ということでした。それまで目先の「内定」に執着していて、焦っていた私ですがこのアドバイスで考え方が変わり、「11月まではまずチャレンジ期間!就職が難しそうな会社でも受けてみよう!」と思えるようになりました。そして内定が出やすいコールセンターやバックオフィスを受けずに取っておくことで、「もしビザの期限ギリギリまで決まらなかったらコールセンターやバックオフィスを受ければいい」と、気持ちに余裕もできました。その結果、この会社で働きたい!チャレンジしてみよう!と思い受けた「日本国内ではシェアトップの大手日系メーカーの生産管理」で内定をもらえることが出来ました。

もう一つのインターン先スマイルアジアでは校長先生から主に面接についてのアドバイスを得ました。スマイルアジアの校長先生は日本とシンガポールで教師経験があり、生徒指導等も行っていた経験があるので面接の悩みや対策について非常に相談に乗ってくれました。私は面接がとても苦手で、頭が真っ白になったり予想外の質問が来ると大いに動揺してしまうタイプです。考えるのも遅い…その場しのぎでごまかそうとしてしまい、知ったふりをして、深く突っ込まれてしまう…というかなりの悪循環でした。校長先生から

「面接では自分を良く見せようとせず、等身大の自分をみせる」「自己分析をしっかりとする」

といったアドバイスを得ました。これも素直に実践し、結果自己分析をしっかりしたので予想外の質問にも素直に答えられるようになりました。自分を少しでも良く見せようとするのをやめたので、面接でわからないことは素直に「わからない」と言えるようになり、その場しのぎの悪い癖もなくなりました。大学時代来星したときは面接に行くのが嫌で嫌で嫌で…しかし、このアドバイスをもらってからは「大丈夫。自分らしく」と思えるようになり、面接に対しての苦手意識もなくなりました。

こうした数々のアドバイスのおかげで、来星後の就職活動は開始から1か月で早々と内定がでました。

就職後の「こんなはずじゃなかった!」という生活のギャップを最大限防げる

これは当たり前のことですが、シンガポールで実際に生活することでシンガポールについて深く知ることが出来ます。そうすることによってゆっくりと「本当にこの国で数年間働きたいの?」と自問自答することが出来ます。住んだこともない国で就職をし、「理想と現実が違う!!!!こんなはずじゃなかった!!」というギャップを防ぐためにも、就職前にワーホリビザを使って数か月実際に住んでみる事をおススメします。

生活費を稼げる

海外で就職したい!!そう考えた時に一番最初にぶつかった問題が金銭面です。学生ビザを取得し、就職活動をするには学費を支払い学校に行かなければなりません。そんなお金はもちろんありませんでした。そのためワーホリビザを取得し、働きながら就職活動をしました。

シンガポールは物価が高いイメージですが、地元商店のようなところに行けばそんなに高くありません。通常家賃は高いですが、ルームシェアでも大丈夫!という方であれば安い部屋を見つけることが出来ると思います。(私の場合は友人宅に滞在しているので相場よりかなり安い月$400)そのため働いて得たお給料で家賃・食費・生活費を賄うことができました。海外でお金を自分で稼げると、使えるお金の幅も広がるのでワーホリはすごくおススメです。ちなみに毎日節約生活をしている私はシンガポールで貯金も少し出来ています。

英語に慣れることができる

ワーホリで働くと学校では習わないような英語に出会い、実践的な英語に早く慣れることができます。私の場合、英語を使うのはスマイルアジアでのお仕事です。先生と会話したり、簡単な通訳をしたり、先生同士の会話を聞いたりなど様々な場面で英語に触れます。一番英語に慣れたな、と感じたのは物怖じせずに英語で電話をかけれるようになったことです。これは私自身の業務の中で電話をかけることはめったにありませんが、オフィスにいる上司や先輩が英語で電話をしているのを見て勉強できたからです。また、就職活動の面接時もシンガポール人の英語に慣れたということもあり、面接官とスムーズに話すことが出来ました。

シンガポール就職を考えている学生の方・進路に迷っている方・将来的には海外で働きたい方など

ワーホリ制度を利用し、一度シンガポールに来て生活してみてください。

メリットにも書きましたがまずはシンガポールを知り、

「シンガポールで就職して本当にいいのか?」ということを確信することがとても大切です。

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